日本の食糧事情
~低い食料自給率・高い廃棄率~
日本の食料自給率は現在39%(平成23年度)で、大半を輸入に頼っていますが、その一方で、食べられる食料を大量に捨てているという現実があるのです。もったいないと思いませんか。
出典
www.alterna.co.jp
日本は、食料廃棄率、一人当たりの廃棄量が世界一です。 1秒間におにぎり8600個分、688kgの食品が日本で食べ残されて生ゴミとなっています。
日本国内における年間の食品廃棄量は、食料消費全体の2割にあたる約1,800万トン。
このうち、売れ残りや期限切れの食品、食べ残しなど、本来食べられたはずの、いわゆる「食品ロス」は500万トン~800万トンとされています。
アメリカと日本の比較
人口
・アメリカ 3億1415万9265人
・日本 1億2779万人
日本の食糧廃棄率は世界一〜年間5800万トンの食糧を輸入しながら、その3分の1の1940万トンを捨てています。
食料廃棄量
・アメリカ 3300万トン(1人当たり105キログラム)
・日本 1940万トン(1人当たり152キログラム)
出典
日本の食糧廃棄率は世界一〜年間5800万トンの食糧を輸入しながら、その3分の1の1940万トンを捨てています。
※人口の割にいかに日本の食品廃棄量が多いかわかると思います。
廃棄金額
・アメリカ 年間13兆円
・日本 年間11兆円
出典
日本の食糧廃棄率は世界一〜年間5800万トンの食糧を輸入しながら、その3分の1の1940万トンを捨てている〜 - るいネット
日本は世界中から5800万トンの食品を輸入しています。
そのうち1940万トンを捨てているのです。
日本の食糧廃棄率は世界一〜年間5800万トンの食糧を輸入しながら、その3分の1の1940万トンを捨てています。
1940万トンの食料・・・年間5,000万人の人が生活出来る量
1940万トンの内、家庭から廃棄される食料は1,100万トンになります。
アメリカの廃棄の主な理由はレストランが提供する食事の量が多すぎ、家庭では無計画に大量に買い込んだ食料を使い切れずに廃棄されます。
日本は、スーパー、コンビニの返品による廃棄が多く家庭では古くなって食べたくない等、製造年月日に過敏すぎる様です。
出典 るいネット 農林水産省 消費者庁
食糧廃棄問題の映画です。分かりやすいのでお勧めです!
ドイツと日本のゴミ焼却炉を比較する
日本
人口約 1億2700万人
ゴミ焼却炉 約1800基
ドイツ
人口 約8000万人
ゴミ焼却炉 約50基
(全世界のゴミ焼却炉のうち、67%が日本にあることになります)
食糧廃棄率世界一という不名誉な称号とほぼ比例している状態になっています
世界最大の矛盾と罪
世界の飢餓の問題を真剣に考えてみなければいけない!
世界で出る食品ロスの量は、飢餓に苦しむ8億人の食糧分を超えるのです。先進国の一人一人が食に対する意識を少し変化させることで救える命があることを知ってください。日本人に今できることは飽食を止めることです。そして国内のフードバンク活動の支援をすることが国内はもとより世界の貧困問題、飢餓問題を解決させる糸口になると思います。
生きとし生けるものすべてが幸せでありますように。すべての人々の飢餓と貧困が撲滅されますように。
フードバンクISE JAPAN 代表 新垣 玄龍